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japan(finds) vol.16: TUXEDO 最新アルバム『Tuxedo III』を携えてタキシードが来日!



TUXEDOインタビュー

 来日アーティストに様々なものを日本で探求、発見してもらう企画、japan(finds)! 今回は、2019年11月に最新作『Tuxedo III』を引っ提げたバンド編成での来日公演を開催するタキシードのメイヤ―・ホーソーンとジェイク・ワン2人が登場。9月に最新作リリースを祝したDJセットでのジャパン・ツアー開催した2人にインタビューし、レコードショップで彼らの音楽に影響を与えたアナログ・レコードをいくつか選んでもらった。

タキシード最新アルバム『Tuxedo III』発売記念インタビュー

−−最新作『Tuxedo III』リリースおめでとうございます!リリースからまだ数ヶ月ですが、ファンからの反応はどうでしょうか?

ジェイク・ワン(以下:ジェイク):リリース後すぐにアメリカでツアーをしたんだけど、反応はとてもよかったよ!

メイヤー・ホーソーン(以下:メイヤ―):アルバムを出してからすぐのツアーだったから、まだみんな新曲についてはそんなに知らないと思ってたんだけど、ちゃんと聴いていてくれてたんだ。

ジェイク:みんな歌ってくれてたよね。

メイヤー:リリースしてまだ1週間とかだったのに、ちゃんと聴いてきてくれていて最高だったよ。新曲への反応もよかったから、俺たちは良い作品を作れたと自信を持てたね。

−−アメリカのツアーは何日間だったんですか?

ジェイク:全部で22ショーだったかな。

メイヤー:30日間くらいで22ショーだったから、かなりタフだった。

−−それはかなり大変でしたね。どの会場でも新作への良い反応は感じとれましたか?

メイヤー:みんな大声で歌ってくれていたよ。

ジェイク:もちろん都市によって少し反応は違ったけど。

メイヤー:まあ確かに、この都市のファンはちゃんと教会にいってるな、とかわかるよね。(笑)

ジェイク:毎週教会で歌っている人たちはヴォーカルトレーニングにいっているようなもんだから、声量が違ったね。(笑)

−−日本人にとっては、やはりまだ英語の曲をシングアロングすることはなかなかハードルが高いです。。

ジェイク:でもきっと、タキシードの音楽はメロディーや歌詞もわかりやすいから日本でも受け入れられているんだと思っているよ。




−−今作は、前作や前々作と比べてどんな作品となりましたか?

ジェイク:一番大きな違いは、他のアーティストとコラボレーションしたことだね。

メイヤー:タキシードとして、今回が初めてゲストを迎えて作った作品なんだ。こんなに多くのゲストを迎えたことはなかったからね。これまでと同じ雰囲気を保ちつつ、今までと違ったことをしかった。それに、今回ゲストとして参加してくれたアーティストはみんな俺たちの友達なんだ。高いお金を払って会ったこともない有名なアーティストに参加してもらうよりも、自分たちが知っている人とやりたいと思ってね。

−−今作に参加している全員が友人とのことですが、新作への参加にあたり「一緒に曲作らない?」というようなカジュアルな感じで声をかけていったのでしょうか?

ジェイク:もちろん中には断られた人もいたけど、タキシードの音楽に興味を持っていてくれて、実際に一緒にやりたいと賛同してくれたアーティストが結果的に参加してくれた感じだよ。

メイヤー:そうだね、オーガニックに作りたかったから、自然な流れで一緒に曲を作れる相手だったのが、このアルバムに入っているアーティストたちだったんだ。

−−様々なジャンルのアーティストが参加していますが、MFドゥームとのコラのレーションはどうでしたか?

メイヤー:MFドゥームは、ジェイクが前から一緒に仕事をしていたし、それに彼は<Stones Throw>のアーティストだったから、そういったところで彼とはコネクションがあったんだ。たぶん多くの人はMFドゥームと聞くと、“Madvillain”と思うだろうけど、俺たちはそれより前から彼のファンだった。彼の初期の音楽は、80年代R&Bサウンドに乗せてラップしていてね。



▲Tuxedo - Dreaming in the Daytime (Feat. MF DOOM) // Tuxedo III

ジェイク:俺たち2人ともそのころから彼の音楽が好きだったんだ。

−−なるほど。だから今回のコラボレーションは自然な流れだったんですね。ちなみに、今回は<Stones Throw>ではなく、自主レーベルでのリリースとなりましたが、その理由を教えていただけますか?

メイヤー:自分たちのレーベルを立ち上げた理由は、自分たちでマスター音源を持ちたかったから。これまでの活動を通して、タキシードとしてアーティストの基盤を確立することができてきたと思っていて、これから先の自分たちの運命(行き先)を自分たちでコントロールしたいと思ったんだ。だから自分自身に大きな賭け事をすることに決めた。これまではレーベルが俺たちにたくさんのお金と時間をかけてくれていたけど、今回は自分たちの時間とお金を自分たちの作品に注ぎたいと思ったんだ。かなり大きなギャンブルだと思っているけどね。結果的に儲からないかもしれないけど、きっと大丈夫だと信じている。

−−大きな決心だったと思いますが、今作をリリースしたときに、気持ちの面では何か変化はありましたか?

ジェイク:今までよりももっと自分たちに投資したと感じたね。今までの作品ももちろん想い入れはあったけど、更に作品への想いが増したよ。

メイヤー:今回の作品の方が、より身近に感じるというか。今回の作品がコケたとしても、それは自分たちが責任を負うことになるからね。

−−やはりしっかりとしたファン・ベースができたからこそ、こういった挑戦に踏み切れたということでしょうか?

メイヤー:もちろんそうだけど、でもファンが今回の作品を気に入ってくれるかなんてわからなかったから不安だったよ。でもだからこそツアーで感じ取れたファンからの反応がすごく嬉しかったんだ。アルバムを作るのってかなりお金がかかるからね。スタジオでの音源制作から始まって、CDやレコードを作って、それをマーケティングして、宣伝して、本当に大変だけど、成功したら成功した分、自分たちに戻ってくるから、それも楽しみだよ。

−−大きなギャンブルだったという今回の最新作ですが、このアルバムの中からお気に入りの1曲をそれぞれ選んで頂けますか?

ジェイク:個人的には「OMW ft. Leven Kali & Battlecat」が好きかな。この曲は自分でも思うけど、とてもいい仕上がりになったと思うよ。



−−なぜこの曲が他よりも良い仕上がりになったと感じるのでしょうか?

ジェイク:この曲の制作に取り掛かっていた途中で、Battlecatが入ってきて、そこからからもっと良くなったと思うんだ。

メイヤー:Battlecatmは俺たちにとってヒーローの一人だよ。

ジェイク:彼が2000年代前半にやっていたものを持ってきてくれた感じで、それがハマった感じだった。

メイヤー:それに、Leven Kaliがそのサウンドに若くてフレッシュなものを加えて、俺たちがやってきた音楽とは違ったものにしてくれたと思うね。

−−メイヤーさんのお気に入りはどれでしょうか?

メイヤー:俺のお気に入りは「If U Want It」。この曲の始まり方がすごく好きなんだ。複雑すぎず、ビシッと入ってくる感じ。すぐに身体が動き出しちゃうサウンドだよ。



−−タキシードの曲はどれも自然と身体が動き出してしまう曲ばかりですが、この曲は特にということですね。

メイヤー:そうだね、とにかく好きとしか言いようがないね。サウンドも音質もとても良いよ。

−−11月のビルボードライブでの公演では、バンドセットで登場ですね。

ジェイク:俺たちってもうビルボードのベテラン・アーティストじゃない?

メイヤー:間違いないね!ビルボードのエキスパートだよ。(笑)

−−私たちもそう思います!ちなみに、来年の春には横浜にビルボードライブを開業するんですよ。

メイヤー:本当に?じゃあ将来的には横浜もツアーに入れなくちゃいけないね。一回も行ったことがないから楽しみだよ。

ジェイク:俺はカー・ショーを見に行ったことがあるけど、良い街だよね。

−−それでは、ここからタキシードの音楽に影響を与えたレコードをいくつか選んで頂きたいと思います!




タキシードの音楽に影響を与えた作品


1.Bobby Brown『Every Little Step』
2.The O'Jays『When Will I See You Again』
3.John Morales『The M&M Mixes: NYC Underground Disco Anthems + Previously Un-Released Exclusive Salsoul Mixes』
4.Sylvia Robinson『Pillow Talk』
5.The Whispers『Imagination』

 どの作品も『Tuxedo』の頃から影響を受けた作品だと語る二人。クラシックなディスコやソウルのサウンドが元ととなりタキシードとしてのサウンドが生み出されている。メイヤーもジェイクも、自宅に10,000枚以上のレコードを所有しているようで、アメリカ国内でのツアー中も、各都市に到着して最初にすることがレコード店にいくことと語り、自分たちが持っていないレコードがないか常に探し求めているそう。もちろん知っているアーティストのレコードを買うだけではなく、いわゆるジャケ買いもするという。また、20年間ずっと探し続けているレコードもあったり、友達に勧められて聴いた曲のレコードを探したり、10年前に5ドルで買ったレコードが今は30万円で販売されていると知りラッキー!と思ったり、タキシードにとってレコード探しは音楽生活の一部となっているようだ。



▲Billboard JAPAN - japan finds vol.16 - TUXEDO


▲ジェイク・ワンの自宅にあるレコードの棚




 タキシードのバンドセットでの来日公演は11月4日にビルボードライブ大阪で、11月6日と7日にビルボードライブ東京にて開催される。


タキシードが厳選したアナログ・レコードを抽選で1名様にプレゼント!

VDP


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