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ウェルカムバック、クレイグ・デイヴィッド!6年ぶりに帰ってきた“キング・オブ・2ステップ”

クレイグ・デイヴィッド

 世界トータル・セールス1,500万枚突破、UKを代表するR&B/ソウル・シンガー、クレイグ・デイヴィッドが再びシーンに戻ってきた。デビュー・アルバム『ボーン・トゥ・ドゥ・イット』の世界的大ヒットから16年。前作から約6 年の歳月を経て、待望の最新アルバムがリリースされた。彼のベースとなるUK ガラージの要素と、R&B/ソウルという軸はずれないまま、今作では現代の音楽シーンには欠かせない豪華プロデューサー陣ともタッグを組んで、最新サウンドを取り入れた超期待作に仕上げた。10月5日、日本盤発売を記念して、クレイグ・デイヴィッドについて改めて振り返ると共に、最新作についての本人インタビューを完全公開!

キング・オブ・2ステップ=クレイグ・デイヴィッド

 イギリス、ハンプトン出身、現在35歳のUK を代表するR&B/ソウル・シンガー、クレイグ・デイヴィッド。“キング・オブ・2 ステップ”と呼ばれ、2000年にリリースされたシングル「フィル・ミー・イン」がUK ヒット・チャートで1 位を記録し、同年に発表したデビュー・アルバム『ボーン・トゥ・ドゥ・イット』がイギリスやアメリカだけでなく、18の国でプラチナ・レコードを記録し、世界的な大ヒットとなった。当時、若干19歳のクレッグは、一躍スターへと登りつめたのだ。その後、2002年に2nd『スリッカー・ザン・ユア・アヴェレイジ』、2005年に3rd アルバム『ザ・ストーリー・ゴーズ・・・』、4th アルバム『トラスト・ミー』、そして2008年、初のベスト・アルバムを発表し、いずれも大ヒットを記録。2010年にユニバーサルより最新アルバム『涙をとどけて』をリリースするも、2016年1⽉、ソニーUK(Insanity Records)への移籍を発表し、前作から約6 年の歳月を経て、再びシーンに戻ってきたのだ。


▲Hardwell & Craig David - No Holding Back (Music Video)

 6 年前にマイアミに移住したものの、現在はイギリスに帰国。3 年間の歳月を経て、自身にとっての6 枚目となる待望のスタジオ・アルバム『フォロイング・マイ・イントゥイション』をリリースした。彼のベースとなるUK ガラージの要素と、R&B/ソウルという軸はずれないまま、今作では新しくトロピカル・ハウス系DJのシガラ、EDM系DJのハードウェル、ヒップ・ホップ系プロデューサーのケイトラナダなどの豪華プロデューサー陣も参加した。日本盤は、日本限定ボーナス・トラック3曲が収録されており、全21曲のカムバック作としては申し分ない内容となっている。

CD
▲『フォロイング・マイ
・イントゥイション』



 本人インタビューで、最新作のタイトル『フォロイング・マイ・イントゥイション』の背景を聞かれると、「15〜16 才の頃、すでに直感に従うべきだと自分では分かっていた。友達から「クラブに出かけようよ」って誘われても「この作りかけの曲を仕上げなきゃ、トラックを完成させなきゃダメなんだ」とか言って10 回中9回くらいは出かけなかった。友人たちは怪訝そうだったけど、そのおかげで「Fill Me In」や「Rewind」「7 Days」の成功へと繋がった。今振り返っても、あの当時、なぜ自分が「ノー」と言って友達の誘いを断っていたのかよく分からない。でも自分の中の何かがそう訴えていたんだ。15〜16 年経った今、いろいろ経験を積んで思うのは、そういう自分の内側の声、直感に従うのが大切だってこと。それで万事上手くいくんだよ。」と語った。

最新アルバム『フォロイング・マイ・イントゥイション』

 今作で注目すべき点は、なんといっても現音楽シーンには欠かせない豪華プロデューサー&リミキサー陣が参加しているということだろう。そんな豪華参加者たちをアルバム収録曲と共に紹介しよう。

プロデューサー陣

live
▲Craig David & Sigala - Ain't Giving Up

★シガラ
トロピカル・ハウス界の新鋭DJ、シングル「イージー・ラヴ」全英1 位獲得
参加曲:「エイント・ギヴィング・アップ」

★ホワイト・ナード
マンチェスター出⾝プロデューサー
参加曲:「ホウェン・ザ・ベースライン・ドロップス」「ワン・モア・タイム」

★シャイFX
ディジー・ラスカルなどを⼿掛けるドラム&ベースのレジェンドDJ/プロデューサー
参加曲:「ドント・ゴー」

★マーク・ヒル
デビュー・シングル「フィル・ミー・イン」をサンプリング
参加曲:「シックスティーン」

live
▲Craig David x Big Narstie - When the Bassline Drops (Official Video)

★ジャックÜ
スクリレックス&ディプロ名義「Where Are Ü Now" with ジャスティン・ビーバー」をサンプリング
参加曲:「シックスティーン」

★TMS
UK ライティング/プロデューサー。リトル・ミックス「DNA」、シグマ「チェンジング」プロデュース
参加曲:「チェンジ・マイ・ラヴ」「ベター・ウィズ・ユー」

★ケイトラナダ
ハイチ系カナダ⼈、US ベースシーンで今⼀番注⽬度の⾼い新進気鋭の23 歳、ヒップ・ホップ系プロデューサー。ヒップ・ホップ界のレジェンド、モブ・ディーから、オッド・フューチャー、ジ・インターネットをプロデュース
参加曲:「ガット・イット・グッド」「シンク・オア・スウィム」

★ハードウェル
オランダ出身、EDM 界のトップに君臨、世界の人気DJ ランキング「DJ MAG TOP 100 DJs」で2年連続No.1 獲得
参加曲:「エイント・ギヴィング・アップ」

リミキサー陣

live
▲Craig David - One More Time (Official Video)

★トッド・テリー
20 年以上ハウスシーンのトップに君臨するNY ハウス界のレジェンド。シーンで最もリスペクトされているプロデューサー/DJ
参加曲:「ホウェン・ザ・ベースライン・ドロップス」

★トロイボーイ
ロンドンベース/トラップ系の最重要プロデューサー。近年はティンバーランドの右腕でアメリカのスーパープロデューサー、Jim Beanz と共作プロデュースを多数手がけている
参加曲:「ワン・モア・タイム」


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クレイグ・デイヴィッド、本人インタビュー


――新作は初心に立ち返り、クレイグ・デイヴィッドの良さを再発見させてくれる作品となりましたが、同時にあなた自身も、自分を再発見したという感じでしょうか。自信に満ち溢れていますよね。

クレイグ・デイヴィッド: 最初のアルバムを作った時は、すごく若くて、17歳。『Born To Do It』というアルバム・タイトル、そのままの気分だったし、まさしく世界は我が物という感じだった。そのあと8〜9年ほど続けた時、そろそろ自分の人生を楽しみたいと思ったのと、同時にファースト・アルバムを作った時のようなハングリー精神が必要だと感じるようになっていた。だから、しばらく第一線から身を引いて、自分だけでレコーディングを楽しんだり、マイアミの自宅でTS5というパーティを開いたりしていた。そしたら、次第に新しい音楽やTS5のショーへと拡大していき、それがやがてこの新作の制作へと繋がった。すごく自然でオーガニックなプロセスだったんだ。

――マイアミへと移住されていたとはいえ、新作から聴こえてくるのは、マイアミ〜アメリカのサウンドというよりも、ロンドン〜ヨーロッパ寄りですよね。

クレイグ・デイヴィッド: 6年前にマイアミに家を購入して、その時は夢を手に入れた気分でいたんだ。美しい豪邸に、スポーツカー。でも、そういうのは自分じゃないって、やがて気が付いた。それでは満足できなかったんだ。僕が求めていたのは、音楽を作りたい、パフォームしたいとそういう欲求だった。で、ロンドンに舞い戻った途端、急に忙しくなったんだ。UKの若い新進のアーティストたちと次々と出会って、まるで自分がデビューした頃のような感じだった。再び自分の中に情熱が舞い戻り、誰にも真似できない、自分らしいオーガニックなアルバムを作ることができた。マイアミ・サウンド、EDMには全然影響されなかったよ。すごくR&Bやガレージに根ざしたサウンドで、ジャングルすら少し入っている。

――EDMの影響は無いと言われましたが、まったく無いわけじゃないですよね。

クレイグ・デイヴィッド: うん、ハウス的な要素は含まれているよ。R&Bと同様に、ハウスやガラージを聴いて育った世代だからね。ティナ・ムーアの「Never Gonna Let You Go」やロビン・Sの「Show Me Love」など、僕にとってはすごくクラシックなハウス・ソング。メロディアスで、シンプルなコード進行で、ディーバ系のソウルフルな女性ヴォーカルが乗っている。「Nothing Like This」や「Ain’t Giving Up」のような曲は僕にとっては、そういう時期を彷彿とさせてくれる。でもプロダクションは2016〜17年仕様でなきゃ、と思うんだ。でも曲の本質は、当時の感覚なんだ。  マイアミのシーンは、すごくプログレッシヴ・ハウス色が強いよ。トラップも猛威をふるっている。僕もそういうスタイルでやれなくはないと思う。でも、心はそこになかったんだ。

――新作では若いアーティストたちと仕事をしようと、最初から決めていたんですか?

クレイグ・デイヴィッド: それが面白いんだよね。本当に心から愛することをやり始めると、不思議なことに全てが上手く回り始める。素晴らしい人々と巡り合うことができる。僕は若い新進のハングリーなプロデューサーたちと仕事ができることに興奮した。スタジオに行くと、彼らが如何に僕の音楽を愛してくれているか、大ファンかってことを教えてくれる。「あの“Rewind”とかって大好きだったよ」って。初期のヒットだから、過去形なんだよね。でも、そこで「今の僕はどうだ!」って火が付き、彼らの前で歌ったり、MCしたり、全力投球するわけさ。そしたらパフォームを終えた途端に、彼らは「すごい、すごい、今でもバリバリ現役だ!」って興奮してくれる(笑)。その一体感が、僕の最も求めていたものなんだ。いつも心の中では、若いプロデューサーと仕事をしたいって密かに思っていたことは思っていようなんだ。

――彼らとしては、あなたのようなキャリアのあるベテランと仕事をするのは、ビクビクものじゃないかと思うのですが。

クレイグ・デイヴィッド: でも若いってことは、同時に怖いもの無しなんだよね。自分の才能を信じて、すごく自信に満ち溢れている。これから頭角を現わしそうな新進のソングライターやプロデューサーの素晴らしいところは、そこだと思うんだ。彼らは自分たちの才能があるところを証明しなければならない。

――同時に、あなたも彼らの好きなようにやらせてやる懐の深さが必要ですよね。

クレイグ・デイヴィッド: 僕の周囲のクルーやマネージメント・チームには若手が多いから、いろいろ教えてくれるんだ。「こいつがクールだからチェックしに行こう」とかってね。ずっと前にそう言ってた無名のやつらが、数年後の今となってはシガラだったり、ブロンドや、ケイトラナダというわけさ。クールなアルバムを作りたいから彼に声を掛けたわけじゃないんだ。彼らとは無名だったり、知る人ぞ知るだった時代からの付き合いなんだよね。そんな彼らが今や立派に成功者となっている。クールだからった新しいところに飛び込んだわけじゃない。自然に築かれた関係なのが、素晴らしいと思うんだ。

――最新シングル「Ain’t Giving Up」は、シガラによるプロデュースですが、彼との仕事はどうでしたか?

クレイグ・デイヴィッド: 彼はすごくいいやつなんだ。初めて会ったのは「Easy Love」で初の全英1位を獲得する直前だった。その時点では一発屋なのか、将来キャリアを築くことになるのか、まだ分からなかったけれど、一緒にスタジオにいて、とても素直で、レイドバックした雰囲気で、才能のあるプロデューサーだった。僕のメロディにピッタリのコードを付けてくれる。2人で一緒に曲を作ると、4〜5時間後には、ほぼ今聴いてもらってる最終型に近いものが完成している。直感を大切にして、それに従って作っていく。そこが大好き。何百間もリミックスを繰り返すんじゃなくってね。すごく相性がいいんだ。アルバム・リリースの直前というタイミングでこの曲が公表されたのは、すごく嬉しいよ。


▲Sigala - Easy Love

――その前のシングル「One More Time」についてはどうですか。「もう一度」というフレーズも含めて、カムバック・シングルと言われていましたが。

クレイグ・デイヴィッド: みんながどう思うかは、僕にはちょっと分からない。音楽の素晴らしいところはそこでもあると思うんだよね。自分にとって正しいと感じることをやるしかないと思うんだ。いろいろ思い悩むより、自分がいいと思う音楽をスタジオで作り、それを公表した瞬間に自分の手からは離れてしまう。違う意味を持ち始めたりする。「One More Time」の歌詞は、男女が依を戻そうと、チャンスをもう1度という曲だけど、同時に僕にとっては音楽こそいつも僕の傍にあって、支えとなってきてくれた。情熱が薄れそうになったこともあるけれど、常に僕の傍で支えてきてくれた。そいう音楽に捧げる気持ちのようにも聴こえるよね。15年前にやっていたことを、今でもやれるってすごいこと。分かるだろう? 17歳の時にやってたことを、今本気でやっているんだから。その15年間を通して学んだのは、僕が音楽制作とパフォーム、この2つを如何に愛しているかってことなんだ。

――6年前の前作はカヴァー・アルバムで、それ以前からよりトラディショナルなR&B/ソウルに接近いている印象があったのですが、2ステップやガラージなどの初期のイメージから距離を置こうという意識もあったんでしょうか?

クレイグ・デイヴィッド: 正直なところを話すと、あのカヴァー・アルバムを発表する直前にユニバーサル・レコードと契約を結んだ。当時は、カヴァー・アルバムが時代の空気感だったと思うんだ。ロッド・スチュワートやシールがカヴァー・アルバムで大成功を収めていたし、僕としては、世間が望むのならカヴァー・アルバムを出して、その後自分のオリジナル曲でアルバムを作れればいいと考えた。機会があったから飛び乗ったっていう感じかな。でも、願っていたほど上手くは行かなかったというのが正直なところかな。「Fill Me In」や「7Days」や「Rewind」の頃にはシーンを率先していたのが、いつの間にか28歳とかでオールド・ソウルを歌っているって、あまりにもギャップが大きすぎたようなんだ(笑)。

――TS5のパーティを始めた当初、何かプランや目標があったんでしょうか?

クレイグ・デイヴィッド: マイアミで夜10時半〜1時半っていうと、ディナーに行くか、バーで飲んでるか。まだクラブには早い時間なんだ。じゃあ、家に友達を招いて、レコードでも掛けようか、というのが、そもそものアイデアだった。適当にみんなでヒップホップのレコードを掛けたり、マカレナ踊ったり…。元々ファースト・アルバムでデビューする以前にDJをしばらくやってた僕は、DJとMCをやるようになり、最初は友人10人くらいのパーティだったんだ。それがどんどん規模が大きくなり、100人くらいのパーティになり、そのうちミックステープを欲しいって人が増え、サウンドクラウドにアップしていたら、それをUKのラジオ曲が掛けて火が付いた。そしたらそのパーティをUKでもやってくれないかってことになり、いつもマイアミでやったようなセットを披露。マリオの「Let Me Love You」やTLCの“No Scrubs”とか、それに僕の昔の曲とかで構成。みんなワイルドに盛り上がってくれて、他の国でも行けるかなって思ったんだ。1000人規模の会場から、ブリクストン・アカデミーや、はたまたいろんなフェスや、ドイツやベルギーへと、どんどん広がっていった。新しい曲も掛けられるし、DJするだけじゃなくて、歌ったり、MCをしたり、自由に自分を表現することができる。

――このアルバムをまだ耳にしていない人には、どんなアルバムだと説明してあげますか?

クレイグ・デイヴィッド: 歌詞の面から言わせてもらうと、すごく今の自分自身の考え方や物の見方が反映されていて、とても自分らしい内容だよ。同年代の人にとっては共感が得られるだろうし、もっと若い10〜20代の人にとっては、同じ経験をしたことがあるよっていうような内容も歌っている。でも、忠告とかじゃなくて、そういう経験もしたよって感じだね。火傷をするから辞めとけとは言わないよ。サウンド面から言うと、R&Bのアルバムだよ。先行リリースされた「When The Baseline Drops」や「Nothing Like This」「One More Time」「Ain’t Giving Up」を聴いて、ハウス〜ガレージ系だね、と思う若い子たちもいるかもしれないけれど、だんだん聴き進んでいくうちに、7〜8割方はR&Bというアルバムへと変わっていく。というのは、ファースト・アルバムの構成とよく似ている。プロダクションはレトロじゃないけれど、メロディなどはクラシックR&B/ソウルの味わいなんだ。それを感じてほしいと楽しみにしている。ブラックストリートの「No Diggity」やアッシャーの「You Make Wanna」など、90年代後半から2000年代初期に掛けての、クールなR&Bを彷彿とさせるサウンドだよ。


▲Usher - You Make Me Wanna...

――一見モダンに装っているけど、中身はクラシックってことですね。

クレイグ・デイヴィッド: そういうこと。さっき若いプロデューサーの話をしたけど、面白いのが、新作の中の7曲でバック・ヴォーカルを担当しているトレ・ジョン=マリーという名の若いアーティストがいるのだけれど、彼の父親が僕の最初のツアー【Born To Do It】でバック・ヴォーカルを務めてくれた人なんだ。「僕の父親を知っているよね?」って言われて「え?」ってビックリ(笑)。15年後の今、父親がいつもプレイしてくれたのを聴いていたから、僕のファースト・アルバムの曲を全て熟知している。僕の曲の魅力やなんかも理解してくれている。彼はいま21〜22歳かな。「あのフィーリングを2016年風にやってみよう」って言ってくれる。

――アルバム・タイトルを『Follow My Intuition』としたのは?

クレイグ・デイヴィッド: 15〜16才の頃、すでに直感に従うべきだと自分では分かっていた。友達から「クラブに出かけようよ」って誘われても「この作りかけの曲を仕上げなきゃ、トラックを完成させなきゃダメなんだ」とか言って10回中9回くらいは出かけなかった。友人たちは怪訝そうだったけど、そのおかげで「Fill Me In」や「Rewind」「7 Days」の成功へと繋がった。今振り返っても、あの当時、なぜ自分が「ノー」と言って友達の誘いを断っていたのかよく分からない。でも自分の中の何かがそう訴えていたんだ。15〜16年経った今、いろいろ経験を積んで思うのは、そういう自分の内側の声、直感に従うのが大切だってこと。それで万事上手くいくんだよ。

――日本にはしばらく来られていないと思うのですが、何か印象に残っている日本の思い出はありますか?

クレイグ・デイヴィッド: いろいろあるけど、すごく印象的だったのが、ラジオ番組の公開生放送で、ガラス張りのスタジオの中で歌ったことかな。確かスタバかなにかの近くで、みんながコーヒーカップ片手に集まってくれたのを覚えている。最後に日本に行った時かな、ダンスホール・レゲエ系のCDショップを2店ほど見つけて大量に買い込んだことも。マイティ・クラウンの連中のコレクションもすごいけど、日本のCDコレクションに驚かされたのを覚えているよ。

――いつもクールでカッコいいファッションを装われていますが、でもそのすごいムキムキの身体があってこそですよね。

クレイグ・デイヴィッド: 健康には気遣っているけど、でも正直なところ、どんな立派な身体をしていようと関係ないと思うよ。カッコ良く見えるかどうかは、如何にその人が自信を持っているかにかかっている。素晴らしい身体でも、自信がなくて、全然カッコ良く見えない人も見てきたよ。顔や身体も大切かもしれないけれど、話をした時に、何にも意見がなかったり、自信の無さを服装で隠しているようだと、すぐにバレてしまう。みんなが忘れがちなことがひとつあるよ。世界に君のような人は、他には誰もいないってこと。自分が自分らしくあることにベストを尽くせば、それを超えられる人は他にはいないってこと。みんな同じ服を着て、同じような話をして、自分じゃない誰かになろうとしがちだけれど、自分こそが最もユニークな青写真なんだ。他人の真似をしても勝てない。でも白Tシャツにジーンズにスニーカーでも、自分らしくあれば、それに勝てる人はいないんだ。

Interviewer: 村上ひさし

クレイグ・デイヴィッド「フォロイング・マイ・イントゥイション」

フォロイング・マイ・イントゥイション

2016/10/05 RELEASE
SICP-4990 ¥ 2,376(税込)

詳細・購入はこちら

Disc01
  1. 01.エイント・ギヴィング・アップ
  2. 02.ホウェン・ザ・ベースライン・ドロップス
  3. 03.ドント・ゴー
  4. 04.シックスティーン
  5. 05.クドゥント・ビー・マイン
  6. 06.ワン・モア・タイム
  7. 07.チェンジ・マイ・ラヴ
  8. 08.ナッシング・ライク・ディス
  9. 09.ガット・イット・グッド
  10. 10.オール・ウィ・ニーディッド
  11. 11.ラウダー・ザン・ワーズ
  12. 12.ホワット・イフ
  13. 13.ライク・ア・ファン
  14. 14.ベター・ウィズ・ユー
  15. 15.ノー・ホールディング・バック
  16. 16.ヒア・ウィズ・ミー
  17. 17.ウォーム・イット・アップ
  18. 18.シンク・オア・スウィム
  19. 19.エイント・ギヴィング・アップ (シガラ・クラブ・ミックス) (日本盤ボーナス・トラック)
  20. 20.ホウェン・ザ・ベースライン・ドロップス (トッド・テリー・リミックス) (日本盤ボーナス・トラック)
  21. 21.ワン・モア・タイム (トロイボーイ・リミックス) (日本盤ボーナス・トラック)

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