Billboard JAPAN


Special Contents

JAPAN JAM BEACH 2015 総力特集

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 日本の夏、そして年末の風物詩となりりつつある、ロッキング・オン企画制作の2大フェスティバル【ROCK IN JAPAN FESTIVAL】、そして、【COUNTDOWN JAPAN】。それらに次ぐ、新たな大規模フェスとして、今年スタートしたのが【JAPAN JAM BEACH】だ。
 前進となったのは同じくロッキング・オンが2010年より、5年連続で企画制作していた【JAPAN JAM】。その名の通り普段はなかなか見られないアーティスト/バンド同士のジャム・セッション、合同での演奏を特色に、さらに今回からはその名の通りビーチで行うこともテーマに開催。会場ではアーティストの多くからも「日本一早い夏フェス」という言葉も聞かれた。
 今年の出演者は全54組。5月3~5日の3日間に渡って、3ステージを使って熱演が繰り広げられた。今回、ビルボードジャパンでは出演アクトの3分の2にあたる36アクトを、独自の記事と写真で紹介する(一部オフィシャル写真も使用)。これからはじまる夏フェスの予習にもぜひ活用して欲しい。

Base Ball Bear「焼き鮭のような演奏」

 

 “SEASIDE STAGE”の3日間オープニングを飾ったのは、来年でデビュー10周年を迎えるBase Ball Bear。これから始まる祝祭に胸を膨らませるリスナーの期待に応えるように、アップテンポな「ファンファーレがきこえる」と「LOVE MATHEMATICS」で、そのステージの幕を切った。その後MCで小出が<朝から牛丼屋に行ったとき、『正直、牛丼とか牛皿とか食えないな』みたいな時ってありますよね。そういう時、焼き鮭が食べたいみたいな。今日はそういう演奏をします。>とコメント。その円熟味を増した演奏で、爽やかな歌ものロック「short hair」を演奏した。中盤には<ついにバンドがいい感じになってきた気がするんですよ。今日は『海の家来たら焼きそば食べたいよね』みたいな演奏ですけど、ワンマンでは満漢全席の豪華料理を、お手頃価格で提供しますので、ぜひお越し下さい!>と気の利いたコメントでスパイスを効かせた。ラストは“ビーチフェス”にあまりにお似合いのナンバー「ELECTRIC SUMMER」、そして、バンドの最新アンセムである「PERFECT BLUE」というコンビネーションで、フェスの幕開けを甘酸っぱく彩った。

 

BIGMAMA 「クラシックとポップパンクのスタミナ盛り」

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 一方、もう一つのメインステージである“SKY STAGE”のトップバッターを努めたのはBIGMAMA。ストリングス担当の東出真緒を中心に、ベートーヴェンの「第九」など、誰もが知っているクラシックのメロディを引用した、“ど”が付くほどキャッチーでハイカロリーなポップ・パンクの数々で観客を盛り上げた。MCでは、ヴォーカルの金井政人から<音楽には不幸を遠ざける力があると思います>という情熱的な発言も飛び出すなど、夏の日差しにも負けない真っ直ぐな演奏を披露した。

 

Czecho No Republic 「在日ファンクと聴かせるインディ・ポップの妙味」

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 続いては“SUNSET STAGE”へ。このステージは今回のフェスで最も小さなステージながら、このイベントの核のひとつであるバンド同士のセッションが多く行われるなど、フェスの心臓を支えるステージとなっていた。
 そんなステージに現れたのは、在日ファンクとのセッションに向けてメンバー全員がお揃いの衣装に身を包んだCzecho No Republic。ポスト・パンク由来のタイトなリズムと多声ヴォーカルで、小気味よく観客を揺らした。さらに終盤二曲では予告通り、在日ファンクのホーン隊3名、後関好宏(サックス)、久保田森(トロンボーン)、村上基(トランペット)が合流し、格段に厚みを増したアンサンブルで「ダイナソー」などを演奏。企画ありきの組み合わせとは言え、より賑やかになったサウンドは、バンドが本来の持っている、明るさやダイナミックさによく合っていた。このアンサンブルで、アルバム1枚是非聴いてみたいと思った。

パスピエ 「青空に響く“プログレ・アニソン”のインパクト」

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 SKY STAGEに戻り、次に観たのがパスピエ。今回のフェスの中でも最も後発組のアクトに入る彼らだが、その演奏力は非常に卓越している。EDMやプログレからアニソンまでを飲み込み、高密度の演奏で吐き出すその様子は、まさに新世代のポップ・バンドの理想像の一つとも思えた。最新シングル「トキノワ」「とおりゃんせ」などを披露した彼らの演奏に、会場からはどよめくような歓声が何度も上がっていた。

 

クリープハイプ 「砂浜に居場所なんかないと思ってたよ」

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 このあたりの時間になると日はすっかり上りきり、風の冷たさを除けば会場はすっかり真夏の様相。
 続いてSEASIDE STAGEに登場したのはクリープハイプ。<砂浜に居場所なんかないと思ってたけど…ここにあるじゃねえか。>というコメントに代表される尾崎世界観のハードボイルドなMCと、音の隙間を意識したファンキーな演奏で「社会の窓」「オレンジ」などを披露。MCでは尾崎いわく<元ヤン>の弟が会場に来ていることも明かされるという思わぬ場面も。予想以上に尾崎の歌がブロークンだったことも含めて、“ワイルド”という言葉の似合うステージだった。

 

androp 「タイアップ効果を実感する“みんなの歌”バンドのステージ」

 

 勢いに乗っているとはこのことか、と思ったのがSKY STAGEで観たandrop。CMやドラマなど、ここ最近大型タイアップが続いている彼らだが、その効果がいかに大きいかということを、実際の現場にすると文字通り“体感”することになる。彼らの音楽は特にコーラスパートが強調されているのが特徴で、「Voice」「Yeah!Yeah!Yeah!」などの曲でフィールドは合唱の渦になった。何より、そのことが、バンド自身が重ね重ね放つ、君は一人じゃないというメッセージと呼応しているのも印象深かった。

 

the band apart 「フィーリング・グッドなファンクネスに揺れる」

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 続いてSEASIDE STAGEのthe band apartへ。開始時間は16時。この頃になると日も傾きはじめ、潮風も気持ち良い何やらイイ感じのムードが会場を包み始める。ヴォーカルの荒井岳史自身も<俺たちほど海の似合うバンドは居ない>と豪語するthe band apartは、最新の代表曲である「ピルグリム」などを披露、ミクスチャー・ロックやジャム・ロックを経由した持ち前のファンキーなグルーヴで、会場のイイ感じのムードを更に後押しした。

 

the telephones 「ディスコの盛り上がりに職人的な作曲力をみる」

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 次はSKY STAGEで、惜しくも2015年内での活動休止の決まっているthe telephonesのステージへ。“ディスコ”を合言葉に高BPMでアゲアゲのロック・チューンを連発することで10年代を代表するバンドへと成長してきた彼ら。もちろん、この日のステージもキーボードの岡本伸明を中心に、ステージ上でエネルギッシュに動き回るメンバーのハイパーさは健在。とは言え、この日もっと印象的だったのは、彼らの楽曲の完成度の高さ。特に、一朝一夕には生み出せないだろう曲構成の豊かさや練り込み方に、彼らのスタジオでの目に見えない部分での努力が透けて見えるようで、感慨すら感じた。

 

ストレイテナー 「骨太のアメリカン・ロック・バンドとしてのテナー」

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 続いてはSEASIDE STAGE、ストレイテナーの演奏へ。2000年代当初は、アジカンと並んで“エモ”を日本流に解釈した功労者の一バンドであった彼らだが、この日の演奏はエモというより、むしろ骨太のアメリカン・ロック。それを自己流に体現したバンドとしての、ゴツゴツとした魅力が露わになっていた。「Melodic Storm」「KILLER TUNE」など初期の名曲も飛び出し、バンドメンバーのタフな演奏とともに、中堅バンドの“筋力”を見せつけた。

 

ACIDMAN「悟る轟音パンク」

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 いよいよすっかり日も暮れる、という頃にSKY STAGEに出演したのがACIDMAN。初期の代表曲「造花が笑う」からスタートし、耳をつんざくような轟音で独自のパンク/ロックを展開。さらにリスナーも含め、ロック・フェスに参加することの意義や、自分たちが音楽を奏でることの意義を説くようなMCを披露し、それが日の沈みきった初夏の海辺にしんみりと響き渡った。その演奏からは、彼らが一般的に思われているよりも遥かにUKロックやモッズ/パンクの文脈に根差すバンドであるように感じられて興味深かった。

 

グッドモーニングアメリカ「ワーキング・リアル溢れるグラム・ロック」

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 「ラッスンゴレライ」のパロディネタから始まった彼らのステージ。ハイテンションな「キャッチアンドリリース」のような曲で盛り上がるのはもちろんだが、歌モノの「餞の詩」や「inトーキョーシティ」などには哀愁が染み出す。<遠回りをしてきたバンドで、上手くいかない時期もあった>と語るギターの渡邊幸一のMCやバンド自身の出で立ちを含め、叩き上げ感/成り上がり感の溢れるグラムロックとも言うべき、エモーショナルなステージを展開した。

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION「貫禄と進化を両立する横綱相撲」

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 初日のトリとして満を持して登場したのはASIAN KUNG-FU GENERATION。冒頭は「ソラニン」。盛り上げすぎず、ゆったりと温かいオープニングを飾るのにぴったりのナンバーだ。そこからは「アフターダーク」「ブルートレイン」「リライト」と、まさにアンセム連発の横綱相撲。さらに発売を控えた新作アルバムから「Easter / 復活祭」、「Planet of the Apes / 猿の惑星」等3曲を演奏し、これまでにないハードでドライな演奏でも魅せた。「君という花」でラスト…かと思いきや、最後は<せっかく海辺でやるライブだから>と「海岸通り」を披露。ロケーションにも恵まれたフェスの利も味方につけ、最後まで一瞬も弛緩しないステージでロック・バンドらしく、トリを締めくくった。

 

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金爆からくるりまで 二日目も繰り広げられたアツいステージの数々

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ゴールデンボンバー 「老若男女を巻き込むエンタメ精神の怪力」

 

 2日目のトップバッターは、今やあらゆる音楽番組でメインアクト級の扱いを受けるまでに成長したゴールデンボンバー。「女々しくて」の演奏では、<みどりの日>にちなんで、メンバー3人が緑色のペンキにまみれ舞台上で絡むなど、脳みそフル回転&体を張ったネタの数々を盛り込んだステージで連休中らしい清々しい笑いを誘った。もちろん客席には後方までズラリとステージを見つめるオーディエンス。年齢や性別に関係なく誰もが楽しそうにステージを見つめる様子に、その本領が表れていたと言えるだろう。

 

アルカラ 「浪速の疾風エモコア・バンド」

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 2日目SKY STAGEのトップバッターをつとめたのはアルカラ。この2日目は初日以上に強い風に各出演者が苦戦した一日だったのだが、アルカラの場合、ポスト・ハードコア譲りのメタリックで変化に富んだ演奏と、エモーショナルな歌に、吹き荒れる風がよく似合っていた。金爆に対抗すべく…というわけではないだろうが、こちらもバンドのマスコットである“くだけねこ”の着ぐるみ、さらにcinema staffの辻 友貴をステージに招いて、グリーン・デイの引用も登場する驚きのロック・オペラ曲「くだけねこのうた」を披露、高いエンターテイメントを発揮した。

 

キュウソネコカミ 「ニューレイブの隔世遺伝」

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 続いてはSEASIDE STAGEのキュウソネコカミへ。とにかくその強烈なファン同士の連帯感に圧倒される。個よりも場、個よりも集団に訴えかける彼らスタイルや、チープな音色のシンセサイザーを多用したアレンジなどに、図らずも数年前に盛り上がったUKニューレイブ・ムーブメントとの共通点を見出した。「DQNなりたい、40代で死にたい」や「ファントムヴァイブレーション」は意味があるようで実のところシットディスコの「アイ・ノウ・カンフー」並にナンセンスで、だからこそ没頭できる。そういう意味では、とうとう現れた10年代日本のハッピー・マンデーズという印象も感じるライブだった。

ドレスコーズ 「どこまでもロマンティックなロックンロールの亡霊」

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 遂にメンバーが志磨遼平1人となったドレスコーズは、ねごとの沙田瑞紀(ギター)、少年ナイフのえみ(ドラム)、惑星アブノーマルのテナ・オンディーヌ(キーボード)、そして、元・毛皮のマリーズの栗本ヒロコ(ベース)という見た目も技術もゴージャスな女性バンドを引き連れて登場。「スーパー、スーパーサッド」や毛皮のマリーズの「ビューティフル」など、50年代のロックンロールと歌謡曲の間を行くような美しい曲と演奏に心を打たれた。この日の志摩は笑顔の麗人だった。

 

THE BAWDIES 「吹き荒れる風の中で必勝のR&Rショー」

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 風も次第に強くなりはじめ、ついにこのタイミングでステージ後方の防風幕も降ろされるなど嵐の公演となったこの2日目。そんな中でも、というか、そんな中だからこそ、楽曲も演奏技術も格段に洗練された無敵のロックンロール・バンドとしてTHE BAWDIESは演奏して見せた。ヴォーカルROYの<まわしひとつで、心はハダカでぶつかって来て下さいよ!>というお決まりのフレーズも飛び出し、「No Way」「KICKS!」などの最新曲や「IT'S TOO LATE」「HOT DOG」などの人気曲も披露。最後はこちらもお決まりの<わっしょーい!>で締めた。

 

きゃりーぱみゅぱみゅ「海沿いでセンチメンタル2割増しなぱみゅぱみゅの詞世界」

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 続いてはSKY STAGEのきゃりーぱみゅぱみゅへ。サポートの子供ダンサーこそ居たものの、派手なSEやセットはもちろん無し。それでもちょっとした観客とのコミュニケーションとダンス、何より無敵の曲群で会場を盛り上げた。現代最高のプロデューサーの1人であり作詞家である中田ヤスタカの珠玉の曲群は、海沿いのシチュエーションにもよくハマる。常にどこか儚く切ないフィーリングを持ったその歌詞がロケーションの効果でさらに鮮烈に感じられた。もちろん演奏される曲は誰もが知ってるものばかり。比較的ロック色の強い「きらきらキラー」や「ファッション・モンスター」などが要所に配されていたのも印象的だった。

 

OKAMOTO'S 「酒と煙草の染み付くR&Rニュースクーラーの狂宴」

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  続いてはSEASIDE STAGEでOKAMOTO'Sのステージへ。彼らの前にこのステージで演奏したTHE BAWDIESが、ゴスペル~ソウルの流れに連なる健全さを湛えたR&Bだとすれば、OKAMOTO'Sは酒と煙草の匂いが染み付いたルード・ボーイのためのR&Rというか。バンドの代名詞的な一曲である「Beek」や、最新シングル「HEADHUNT」など、ハマオカモトをはじめ各メンバーの、瞳孔が開き切った獲物を狙うような目つきで繰り出される鮮烈なソロ・プレイの数々が、向かうもの全てを叩き落とそうと言わんばかりの若さで炸裂していた。

 

KANA-BOON 「ステージ上でも“フェスT”を着るニューヒーロー」

 

 人気アーティストが多数出演し、それぞれのステージに多くの人が集っていた今回JJBだが、その中でも特筆して多くのオーディエンスを集めていたのがKANA-BOON。「フルドライブ」「シルエット」など、キャッチーな人気曲を多数持つ彼ら。実際、そのライブを目の当たりにすると、できるだけ要素を絞ったシンプルなロック・アンサンブルと、ボーカルの存在感が強く印象に残った。さらに印象的だったのは、フロントマンの谷口鮪が、三日間の出演アクトで(筆者が見た範囲では)数少ない“JJBオフィシャルTシャツ”を着用して出演した演者だったということ(もう一人はtricotの木田素子)。自分の出演するフェスのTシャツを着るということは、もちろんファンと同じTシャツを着るということで、その気負いのなさや、ファンとの連帯への自覚という点で、やはりその人気は納得なのだった。

 

NICO Touches the Walls 「エレキ編成でも変わらず薫る北米音楽の風」

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 アコースティックな“ACO Touches the Walls”として最後のライブとなったこの日。まず前半はアコースティックな編成で、カントリー/ブルースの要素を強調した「THE BUNGY」等を披露、客席を盛り上げると、そこから中盤でエレクトリックな楽器に各メンバーが持ち替え。「ニワカ雨ニモ負ケズ」等を今度はエレキ編成で演奏する。演奏後、ヴォーカルの光村龍哉の<今日をもって“ACO Touches the Walls”は無期限活動休止します。アコースティックをやって、今までカッコつけてたこととか本来は必要じゃなかたんだと気づいた。>というMCに続き、新曲「まっすぐな歌」を披露。アコースティックでもエレキでも、変わらず感じるカントリー/ウェスタン系のルーツに、バンドとしてのまっすぐな芯を見た思いがした。

 

レキシ 「巧みな話術と演奏で気持よくグルーヴする猛者」

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 すっかり日も暮れ、そろそろ星も見えそうという時間。SKY STAGEに登場したのは池田貴史率いるレキシ。冒頭から池田のいい温度感のトークと、卓越したバックバンドの演奏で盛り上げる。<空を見上げると、満点の“ブシ”でございます~!>という大ネタから、バンドのテーマソングとも言える「きらきら武士」の演奏へ。中盤「年貢 for you」の演奏時にはハタモトヒロ…ではなく“旗本やつい”ことやついいちろうも登場。この日やついは大活躍で、最後に演奏されたメドレーパートでは、SEKAI NO OWARIのFukaseのコスプレで登場し、「Dragon Night」のパロディ曲「イナ(稲)ゲナイ」の演奏を盛り上げた。そんなやついの様子に最後は池田も<やついが好き!>と発現するなど、どこまでも笑えてピースフルな瞬間が広がっていた。

 

FACT 「当たり前だと思ってることは、意外と当たり前じゃない」

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 続いてはSUNSET STAGEで、先日年内での解散を発表したFACTのステージに。FACTメンバーはその事にはひと言も触れない気丈さで、ただひたすら自分たちらしい演奏に徹しているように見えた。とは言え、その表情には複雑な感情も滲む。ハードでラウドなサウンドを持ち味とする彼らだけに、MCでは<今日、俺達どアウェイだよね>という発言も飛び出していたが、それでも一度演奏を始めれば、言い訳めいた部分は微塵もなく、自分たちのスタイルを貫く気概が客席を制した。終盤のMCではHiroが<当たり前だと思ってることって、案外当り前じゃないからね>とコメント。その苦味も噛み締め、バンドの演奏を求めるファンの熱に応えるように、最後までエモーショナルな演奏を展開した。

 

くるり 「音楽の深海へようこそ」

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 二日目トリを務めたのはくるり。その前に初期アルバムの再現公演を行ったばかりという彼らは、この日も初期の曲を交えたフェスにしては珍しいセットリストで演奏に臨んだ。「虹」や「東京」のようなポップな曲ならいざ知らず、延々と10分近く演奏された、どこまでも不穏なサイケデリック・ダブ「ガロン」には、バンドの天邪鬼さも感じた。海辺でのライブということに掛けて、<音楽の深海>と表現した岸田繁の気持ちもよく分かる。とは言え、ただアッパーに楽しむだけではない、ロック音楽の恐ろしさ(と救い)が感じられた、どこか心地の良い時間でもあった。中盤ではバンドの最新にして最良の成果の一つである「Liberty&Gravity」も披露。ラストは「バラの花」、アンコールでは「ロックンロール」という代表曲で締めくくり、涼しく深い初夏の夜を思わせる演奏を締めた。

 

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モーモールルギャバンから[Alexandros]まで ラウドロック色の強い三日目

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モーモールルギャバン「帰って来た“J-POPの限界”」

 

 三日目は、1年間の活動休止を経て、久しぶりのフェス出演になったモーモールルギャバン@SEASIDE STAGEからスタート。いま思えば、ゲスの極み乙女。あたりのバンドの原型だったとも思えるアート系ロックの異端児である彼らは、「ユキちゃんの遺伝子」などの名曲を披露。MCではドラム・ヴォーカルのゲイリー・ビッチェが<早い時間から暑苦しいもの見せてすいません>と語るなど、どこか弱腰な風もありつつ、今後の活動が楽しみになる久々のフェス出演となった。終盤では<金爆と同じステージに立てて光栄です!>というゲイリーのガチもガチだろうMCも飛び出し、演奏はヒートアップ。最後はゲイリーがステージ上でパンツを脱ぎ、その下にもう一枚パンツを履いている、という定番ギャグで盛り上がりを作った。ゲイリーからは<これがJ-POPの限界だ!>という名MCも飛び出し、トップバッターに相応しいステージを締めた。

 

MY FIRST STORY「歌う宿命」

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 本人は本意ではないかも知れないが、やはり血は争えないのか、と思ったのがこの日のSKY STAGEのトップバッターを飾ったMY FIRST STORYのヴォーカル、HIROの歌だ。途中のMCで判明したのだが、ステージに出る直前、メンバー全員でテキーラのショットを決めてから登場したという彼ら。特にHIROは途中途中で本当に気持ちが悪そうにもしていたが、それでも歌に関しては、手を抜かないどころかほぼ完璧だったと言っていい。もちろん、その中性的な声やルックスには、Takaとは違う魅力を備わっており、そのパフォーマンスに心酔するファンが多かったのも印象的だった。

 

THE BACK HORN「ロックのダーク・ヒーロー道を邁進」

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 続いて、ようやく昼という時間帯にSEASIDE STAGEに登場したのがTHE BACK HORN。一曲目の「ブラックホールバースデイ」から、そのロック・ダーク・ヒーローぶりをいかんなく発揮。カントリー/ウェスタンに連なる2ビートに、舞踏のごとく動きまわる山田将司の歌とパフォーマンスが、ただならぬムードを醸す。例えば、ジョニー・キャッシュの血が、大衆演劇の血が、エレファントカシマシの血が、それぞれに希釈しあって音楽を奏でたら、こんなロック音楽が生まれるのではないか? と思わせる想像力が働く音だ。最後は「コバルトブルー」「刃」というヒット曲の連続でステージを締めた。

coldrain「渡米前最後のステージ」

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 三日間のうちもっともラウド色の強い日となったこの日。その最も象徴的なアクトがcoldrainだった。<今日一日で一番ビーチの似合わないバンド>という本人たちの言葉に相応しい暗黒のラウドロックで、ビーチに集まった観客を盛り上げた。このライブのあと渡米し、アルバムのレコーディングに入ると明かしていた彼ら。この日のライブはある意味、その景気付けというか、自分たちのバンドの芯を再確認するようなステージになった。エレクトロの影響も感じる「No Escape」など、ラウド系の中にも様々なエッセンスを感じるその音楽が今後どのように進化するかも注目しよう。

 

WHITE ASH「アークティックに向こうを張るリフものダンス・ロック」

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 最新作『THE DARK BLACK GROOVE』が、思いっきりアークティック・モンキーズ『AM』への回答と呼びたくなる仕上がりだった彼ら。この日はその最新作からの楽曲を中心に過去のヒット曲も交えて披露。とは言え、それらの曲もやはりアークティックゆずりの単音リフの組み合わせが21世紀的なグルーヴを聴かせるもの。のび太の安定した歌声とともに、世界基準を見据えた演奏で観客を魅了した。

 

TOTALFAT「蘇った青春パンク」

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 彼らを見ながら不思議な感覚に陥ったのは、10年以上前に一世を風靡し、その後ブームが落ち着いたいわゆる“青春パンク”ムーブメントの面影を強く感じたから。とは言え、そうした要素を強く感じたのは楽曲より、むしろ、フェスの一期一会を強調するような彼らのMCだったかも知れない。人気曲「PARTY PARTY」をはじめビーチにお似合いのセットリストの数々がそのパフォーマンスの魅力を大きく後押しし、会場は大いに盛り上がった。終盤に披露された「夏のトカゲ」では、盆踊り風のリズムに合わせて無数のタオルが空中で回った。

 

tricot「変拍子バキバキのクールネスとコミカルな“サンバ・セッション”の振り幅」

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 3日、ZAZEN BOYSのステージにもゲストで登場した中嶋イッキュウ擁するtricotはSUNSET STAGEに登場。いきなり最新作からブレイク曲「E」をプレイ。変拍子とブレイクのキメに重点を置いたバキバキの演奏に対して、そこに乗る歌はアトモスフィックでどこかフワフワしている、というギャップの妙に改めて気付かされた。「POOL」ではポリリズミックなタイコに乗せて激情型のパフォーマンスを披露。しかし、終始クールかつエモいパフォーマンスに徹するなかりではなく、中盤では“サンバ・セッション”と題して、メンバーがマラカスとホイッスルで踊るなど、コミカルな側面も披露。その柔軟さにこそ本領を感じるステージでもあった。

 

ROTTENGRAFFTY 「ラウドロックに織り交ぜる積日の財産」

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 SKY STAGEに登場したROTTENGRAFFTYは、フロントマンの一人、NOBUYAが骨折という看板を掲げて車いすに乗って登場。冒頭から松葉杖をついたまま立ち、マイク片手に絶唱する根性を見せる。そのパフォーマンスは痛々しくもあったが、ROTTENGRAFFTYのラウド・ロックを基本に幅広く様々な音楽性を取り入れた演奏を聴いているうちにさほど気にならなくなった。ダブステップや4つ打ちなども取り入れ、オーディエンスも歌えるパートも設けられているというスタイルは英バンド、カサビアンあたりとの共通点も感じた。さらに後半には、10-FEETのメンバーも登場。“ロッテングラフィート”として京都バンド同士による夢のコラボで「金色グラフティー」を演奏する大団円を迎えた。

 

KREVA「生ドラム&DJとのコンビネーションで見せる強烈なラップ・スキル」

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 この日のKREVAは生ドラム、そして、DJとともにステージに登場。太陽の傾くなか、前半はあえてラップにこだわるストロング・スタイルで押しまくる。基本的に、三日間ほぼ全てのアクトがロック的な8ビートと、そこに乗っかるストレートな歌で聴かせるステージだっただけに、16ビートないしそれ以上に細かく、ラップで小節を刻み、緩急自在に展開する様子はそれだけで際立っていた。中盤では、体調が優れず、思うように声が出ないことを本人が明かし、<ここからはみんなの力を貸してくれ>と呼びかけて、身振りや合唱を促すステージにシフト。それでも最後まで毅然としたステージングを保った。さらに、終盤にはスペシャルゲストとして三浦大知を呼び込み。これには流石に大きな歓声が上がり、そのまま2人で「全速力 feat.三浦大知」を披露。“セッション”をテーマにしたフェスらしい盛り上がりを作った。

 

Dragon Ash「ミクスチャーロックを背負って立つということ」

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 すっかり日が暮れる中、登場したのはDragon Ash。DJ、ベース、ドラム、ギターというミクスチャーらしい編成に、ダンサー2名を加えたいつものメンバーで登場した。この日の彼らはまさにミクスチャーロックの申し子。もちろん、誰もが知っているアンセム級の楽曲の数々や、KenKenというスーパープレーヤーの存在もそのステージを大きく後押しした。「FANTASISTA」の演奏後には、KJが<これがバカしかやらねえミクスチャーロックっていう音楽だ>と語るなど、自分がロックを背負っているという気概が溢れていた。

 

ゲスの極み乙女。「すでに貫禄さえ漂う異彩のポップ・アンサンブル」

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 ブロック・パーティの「Hunting For Witches」を出囃子にSEASIDE STAGEのトリとして登場したゲスの極み乙女。実際その音楽性は、アート・ロック的な異形性を保ったままJ-POP仕様にシフトチェンジしたものと言うべきか。一曲目は「猟奇的なキスを私にして」からスタート。交差拍子的な、やや込み入ったリズム展開や、細やかな音程変化にスムースに対応する川谷絵音の歌唱力と、バンドの演奏力には率直に驚かされる。さらに「デジタルモグラ」、「私以外私じゃないの」など、演奏する曲のほとんどがビッグ・ヒットばかりなのも強烈なインパクトがあった。アンコールでは彼らのブレイク曲となった「キラーボール」を演奏。まさに鉄板という強靭な曲と演奏で、そのポテンシャルをまざまざと見せつけるステージだった。

 

[Alexandros]「フィールドに響く合唱の歌声」

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 ついにこの3日間のオオトリを飾ったのは[Alexandros]。6月に約2年ぶりとなるフルアルバムをリリースすることが決定したという彼らは「ワタリドリ」などの代表曲に混じえて新曲も披露。シンガロング系の歌モノであると同時に、メタルゆずりの高速ビート、ウィール・オブ・サウンド風のディストーション・ギターも取り入れたユニークなサウンドで、3日間の祝祭の最後を飾った。アンコールでは「Adventure」をフィールド全体で合唱。バンドの演奏が終わっても、もう一度繰り返された「Hello Hello Hello」の大波に、観客の万感の思いが込められていたように思う。

 

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